この記事で解決できるお悩み
こんにちは、カワタツです。
このようなお悩みを解決する記事を書きました!
今回はロングテールキーワードの探し方や選び方について、ぼくが実際に行っている方法を具体的に解説します。
記事前半ではロングテールキーワードのメリットなどを説明しつつ、『探し方』や『選び方』を解説したあと、ロングテールキーワードで『記事を書くコツ』や『稼ぐ方法』『おすすめツール』についても解説しますね。
最後まで読み終えることで、ロングテールキーワードを適切に選べるだけでなく、個人ブロガーが稼ぐコツまで理解できますよ。
すぐにロングテールキーワードの探し方を読みたい方は
▼ロングテールキーワードの探し方を読む
からどうぞ。
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ロングテールキーワードとは
ロングテールキーワードとは、検索ボリューム数が少ないキーワードのことです。
また多くの場合、3語以上の組み合わせからなっています。
検索ボリューム数とは、月に検索されている回数のことです。
ロングテールキーワードの検索ボリュームと具体例
キーワードは検索ボリューム数によって『ビッグキーワード』『ミドルキーワード』『ロングテールキーワード』に分けられます。
それぞれの違いが下記です。
- ビッグキーワード:検索ボリューム数1万以上
- ミドルキーワード:検索ボリューム数1,000〜1万
- ロングテールキーワード:検索ボリューム数1,000以下
イメージしやすいように、具体例を見てみましょう。
- ビッグキーワード
『ダイエット』(201,000)
- ミドルキーワード
『ダイエット 食品』(6,600)
- ロングテールキーワード
『ダイエット 食品 ランキング』(880)
※()内の検索ボリュームは執筆時の数字です。
このようにロングテールキーワードは基本的に3語からなると考えて間違いないでしょう。
ロングテールキーワードのメリット5つ
つづいてロングテールキーワードのメリットを解説します。
メリットは下記5つ。
それぞれ解説します。
1.ライバルが少ない
ロングテールキーワードは検索ボリュームが多いキーワードに比べて、ライバルが少ないです。
そのため、検索上位を狙いやすいといえます。
企業サイトなどの強いサイトは、検索ボリュームの多い記事を書いたほうが効率がいいからですね。
とはいえ最近は、企業サイトもロングテールキーワードで記事を書いていることもあります。
ですがロングテールキーワードは種類が多いので、まだまだ探せば穴場キーワードが見つかりますよ
検索上位を狙うための、SEOについてはこちらの記事も合わせてどうぞ。
2.検索意図が分かりやすい
ロングテールキーワードは検索意図が分かりやすいのもメリットです。
より多くの単語を組み合わせているからですね。
『ダイエット』よりも『ダイエット 食品 ランキング』のほうが、読者が何を求めているかより明確ですよね。
このようにロングテールキーワードのほうが、検索意図が分かりやすく記事を書きやすいんです。
検索意図の考え方については、こちらの記事も参考にしてみてください。
3.CVRが高い
CVR(コンバージョン率)とは、記事を読んでくれた人のなかで、どれくらい購入にいたったかの割合のことです。
たとえば100人記事を読んで5人購入にいたったら5%ですね。
ロングテールキーワードの記事はCVRが高くなりやすくなります。
なぜならロングテールキーワードだと、読者が特定の製品や情報を求めていることが多いからです。
たとえば『ダイエット 食品 通販』と検索する人は、通販で買えるダイエット食品を買いたいと考えていますよね。
このようにロングテールキーワードは、具体的な検索意図を持つ読者を集めやすくなります。
CVRを高めるには、セールスライティングも大事です。こちらの記事もぜひご覧ください。
4.SEOの強化
ロングテールキーワードはSEOでも効果が出やすくなります。
ニッチな情報の記事を量産することで、E-E-A-Tが高まりやすいからです。
E-E-A-Tとは『経験』『専門性』『権威性』『信頼性』のことで、これらはGoogleが重要視する評価基準になります。
ロングテールキーワードで特定の分野に特化したブログを書くと、Googleの評価が高まり検索上位を狙いやすくなるんです。
特化ブログに関しては、こちらの記事も参考にどうぞ。
5.音声検索で有利
ロングテールキーワードは自然言語に近いため、音声検索で有利になります。
なぜなら通常、音声検索では自然言語が使われ具体的かつ詳細なことが多いからです。
たとえば「ダイエット食品のランキングを教えて」と音声検索すれば『ダイエット 食品 ランキング』のロングテールキーワードになっていますよね。
このように音声検索ではロングテールキーワードになりやすくなります。
SiriやAlexaなどの音声アシスタントサービスの普及により、音声検索も増えていますよね。
ロングテールキーワードのデメリット3つ
ロングテールキーワードにはデメリットもあります。
下記3つです。
1.検索ボリューム数が少ない
ロングテールキーワードは、検索ボリューム数が少ないことがデメリットになります。
検索ボリューム数が少ないということは、当然ながらアクセスする読者も少なくなりますよね。
たとえ検索1位になっても、検索ボリューム数が500なら月間に500PV以上は見込めません。
そのためロングテールキーワードで記事を書くなら、記事をたくさん書きアクセスを集める必要があります。
とはいえビッグキーワードの記事を書いても検索上位に表示されないなら、ロングテールキーワードの記事のほうが結果的にアクセスを集められます。
2.成果に時間がかかる
成果に時間がかかるのもデメリットです。
ひとつの記事へのアクセスが少ないため、ブログ全体のアクセスを増やすのに記事の量が必要になります。
たとえば月間1,000PVを目指す場合、100PVの記事なら10記事書く必要がありますよね。
記事を量産する必要があるので、その分時間もかかるんです。
ロングテールキーワードに限らず、そもそもブログで稼ぐには半年〜1年はかかるので継続が大切になります。
ブログを継続するコツは、こちらの記事を参考にどうぞ。
3.ターゲットが絞られる
ロングテールキーワードは、特定のターゲットのみを対象にした記事になります。
そのため潜在的な読者を逃す可能性もあるんです。
たとえば『ダイエット 食品』と検索している人の中には、通販で買えるのを知らない人もいるでしょう。
その中には『ダイエット 食品 通販』の記事を読めば買いたいと思う人がいるかもしれません。
その人が『ダイエット 食品 通販』で検索しなければ記事を読んでもらえず、購入につながったかもしれない読者を逃すこともあります。
ただしロングテールキーワードで書いた記事が、ミドルキーワード、ビッグキーワードで検索上位にくる可能性もありますよ。
ロングテールキーワードの探し方5ステップ
ここからはロングテールキーワードの探し方を5ステップで解説します。
1.ブログのジャンルを決める
まずはブログのジャンルを決めます。
ジャンルが決まらないことには、狙うキーワードを決められません。
ジャンルを決めるコツは下記の3つです。
- 稼げるジャンル
- 得意なジャンル
- 興味のあるジャンル
これら3つが重なるジャンルを選びましょう。
ジャンルがまだ決まっていない人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
2.メインキーワードを決める
ジャンルが決まれば、つづいてメインキーワードを決めます。
たとえばダイエットについて発信するなら『ダイエット』ですね。
ブログジャンルに合う1語のキーワードを決めましょう。
ちなみに当ブログなら『ブログ』がメインキーワードです。
3.サジェストキーワードを調べる
つづいてサジェストキーワードを調べます。
サジェストキーワードとは『メインキーワード 〇〇』のような複合キーワードのことです。
たとえば『ダイエット 食品』などですね。
サジェストキーワードは『ラッコキーワード』というツールを使えば簡単に調べられます。
サイトにアクセスし、下記の赤枠部分にメインキーワードを入力し検索しましょう。
するとこのようにサジェストキーワードが表示されます。
サジェストキーワードを調べたら、検索ボリューム数を調べていきます。
4.検索ボリューム数を調べる
検索ボリューム数を調べる方法はいくつかあるのですが、ここではラッコキーワードの有料機能を使った方法をご紹介します。
キーワードプランナーだと無料でも使えるのですが、詳細な検索ボリューム数を調べることができません。
詳細な数字を確認するにはGoogle広告を出稿する必要があり、少しややこしいんです。
ラッコキーワードなら簡単に調べられるのでおすすめですよ。
キーワードプランナーを使った方法はこちらの記事で解説しているので、興味のある方はご覧ください。
ラッコキーワードの有料登録は下記の『料金プラン』からできます。
プランはどれでもいいですが、月額990円のライトプランがおすすめです。
有料登録できたら、ラッコキーワードにアクセスしログインしましょう。
ログインしたら検索窓にメインキーワードを入力し、右側を『サジェストプラス』に変更してから検索をします。
しばらく待つと下記のように表示されるので、『月間検索数取得』をクリックしましょう。
すると検索ボリューム数が表示されます。
この状態だとほとんどがミドルキーワードなので、さらにキーワードを洗い出しロングテールキーワードを調べていきます。
5.さらにキーワードを洗い出す
先ほど調べたミドルキーワードの中から、書きたい記事のキーワードを決めます。
今回は『ダイエット 食品』を例に調べてみましょう。
もう一度トップページからサジェストプラスで検索するか、検索ボリューム数が表示されたページを開いているなら、画面左上の検索窓で『ダイエット 食品』で検索します。
そして同じように『月間検索数取得』をクリックすると下記のようにロングテールキーワードを調べられます。
ロングテールキーワードを調べられたら、次にどのキーワードで記事を書くかを決めましょう。
ロングテールキーワードの選び方5つ
記事を書くロングテールキーワードの選び方は下記の5つです。
それぞれ解説します。
1.クエリで選ぶ
キーワードは検索意図によって、4つのクエリに分けられます。
- Doクエリ:行動を起こしたいときに検索するワード
- Knowクエリ:内容や意味を知りたいときに検索するワード
- Goクエリ:特定の場所に行きたいときに検索するワード
- Buyクエリ:買いたいときに検索するワード
最初は『Doクエリ』『Buyクエリ』のロングテールキーワードから記事を書くのがおすすめ。
なぜなら、それらのクエリは具体的な行動を起こすためのキーワードなので、商品を買ってもらいやすいからです。
たとえば『ダイエット 食品 通販』などですね。
記事を書くキーワードを選ぶときは、クエリを意識すると書きやすくなりますよ。
2.競合の調査
キーワードを選ぶ際は、競合の調査も行いましょう。
実際に検索してみて、上位が企業サイトばかりだと検索上位を狙うのが難しいです。
逆に個人ブログが多ければ、個人でも勝てるチャンスがあると判断できます。
最初は個人ブログでも勝てそうなキーワードを選ぶことが大事です。
検索順位を上げる方法はこちらの記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
3.検索意図を考える
検索意図を考えてキーワードを選ぶことも重要です。
調べたキーワードの中にはブログのテーマに合わないものも含まれているからです。
たとえば『ブログ (有名人の名前)』というのは有名人のブログを読みたいという検索意図があります。
当ブログは『ブログ初心者に役立つ情報を届ける』のがテーマなので、調査したキーワードに上記はありますが、テーマに合わないので記事を書きません。
キーワードを選ぶときはブログのテーマに合っているかを確認しましょう。
4.検索ボリュームを気にしない
ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ないので、「記事を書いても意味がない」と思われがちです。
ですが気にしなくてOK。
調べた検索ボリューム以上のアクセスがあることもあるんです。
実際に検索ボリュームが200のキーワードで、月間1,000以上のアクセスがあることもあります。
検索ボリュームにとらわれず、記事を書いてみてください。
5.有益な記事を書けるか
最後は選んだキーワードで有益な記事を書けるかどうかです。
当然ですが読者にとって有益な記事でなければ、アクセスを集められません。
とはいえ分からないことは、学びながら書いていけばOKです。
学んだことを記事でアウトプットすれば効率がいいですよ。
低品質な記事はSEOにも悪影響なので、気をつけましょう。
ロングテールキーワードで記事を書くコツ3つ
つづいてロングテールキーワードで記事を書くコツを3つご紹介します。
1.類似コンテンツを避ける
ロングテールキーワードで記事を書く際は、サイト内で類似コンテンツができないように気をつけましょう。
というのも、異なるキーワードでも検索意図が似たようなものがあるからです。
たとえば『ダイエット 食品 おすすめ』と『ダイエット 食品 ランキング』だと同じような記事になりそうですよね。
類似コンテンツはSEOの評価を下げる原因になるので、気をつけましょう。
2.検索意図の同じものはまとめる
検索意図の同じキーワードはまとめて、一つの記事を書きましょう。
記事内に複数のキーワードを含めることで、それぞれのキーワードで検索上位に表示される可能性が高くなります。
たとえば先程の『ダイエット 食品 おすすめ』と『ダイエット 食品 ランキング』をまとめて下記のようなタイトルにしてみたり。
ダイエットにおすすめな食品の人気ランキング10選
不自然にキーワードを入れるのはよくありませんが、自然な形で入れてみてください。
まとめることで、類似コンテンツを防げますよ。
キーワードを入れるコツはこちらの記事でも解説しているので、参考にどうぞ。
3.検索意図を深ぼる
ロングテールキーワードで記事を書く際は、検索意図を深ぼることも大事になります。
ロングテールキーワードは顕在ニーズが分かりやすいので、潜在ニーズを見過ごしがちだからです。
- 顕在ニーズ:ユーザーが自覚しているニーズ
- 潜在ニーズ:ユーザーが自覚していないニーズ
たとえば『WordPress ブログ 始め方』の顕在ニーズと潜在ニーズが下記になります。
- 顕在ニーズ:WordPressブログの始め方を知りたい
- 潜在ニーズ:ブログを開設したあとにすることを知りたい
読者により満足してもらうには、キーワードに表れていない潜在ニーズまで満たすことが重要です。
潜在ニーズは顕在ニーズを満たすことで読者が何をしたいのかを考えるといいですよ!
ブログの書くコツは、こちらの記事でも解説しているので合わせてお読みください。
ロングテールキーワードで稼ぐ方法3ステップ
ここからはロングテールキーワードで記事を書いて稼ぐ方法を、3ステップで解説します。
ブログの始め方から稼ぐ方法までを、下記の記事でも解説しています。こちらも参考にしてみてください。
1.記事を量産する
ロングテールキーワードで稼ぐには、記事をたくさん書く必要があります。
検索ボリュームが少ないので、1記事あたりのアクセス数も少なくなるからです。
たとえば月に5,000アクセスを集めたければ、月に100アクセスの記事なら50記事必要になります。
こんなに単純な計算ではないですが、記事が大量にいることには変わりないです。
2.記事を内部リンクでつなぐ
記事を書いたら集客記事から内部リンクで収益記事へつなぎましょう。
- 集客記事:読者を集めるための記事
- 収益記事:商品を購入してもらうための記事
『〇〇 始め方』など
集客記事で読者を集めて、収益記事で商品を購入してもらうんです。
また、内部リンクでつなぐことで記事のアクセスが増えるとSEOの評価が高まり、ビッグキーワードでも検索上位を狙えますよ。
ブログの集客方法はこちらの記事でも解説しているので、参考にどうぞ。
3.継続する
最後は継続することです。
ブログで稼ぐには早くても半年から1年はかかります。
ぼくもそうですし、多くのブロガーさんがそうです。
なので焦ることなく、コツコツ記事を書いていきましょう。
1年後の目標を持つことで続けやすくなりますよ!
目標設定のコツはこちらの記事を参考にしてみてください。
ロングテールキーワードを調べるのにおすすめツール5つ
最後にロングテールキーワードを調べるのに役立つツールを5つご紹介します。
1.ラッコキーワード
最初にご紹介するのは『ラッコキーワード』です。
サジェストキーワードを洗い出すために、ブロガー必須のツールになります。
無料でも使えますが、有料登録すると検索ボリューム数まで簡単に調べられるのでおすすめですよ。
\無料で使えます/
2.Googleキーワードプランナー
続いておすすめなのが『Googleキーワードプランナー』です。
無料で検索ボリューム数を調べられます。
ですが広告出稿していないと、細かい数字までは調べることができません。
細かい数字を調べる場合は広告出稿するようにしましょう。
3.Ubersuggest
『Ubersuggest』は関連キーワードを探したり、検索ボリューム数を調べられるツールです。
無料でも使えますが、機能制限があります。
本格的に使うには有料版を使う必要があるでしょう。
4.Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、どんなキーワードでブログにアクセスされているかを調べられるツールです。
Googleで表示された回数や記事がクリックされた回数を正確に知ることができます。
自分では意図していなかったキーワードからの流入があることも。
そのキーワードをもとに記事やタイトルをリライトすることで、さらにアクセスを集められますよ。
サーチコンソールの使い方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ブログのリライト方法は、こちらの記事を参考にどうぞ。
5.Google検索
最後はGoogle検索です。
下記のように検索窓にキーワード入力すると、サジェストキーワードが表示されます。
また、検索結果に表示される『他の人はこちらも検索』も参考になりますよ。
記事を書くときの競合調査にも使えます。
その他ブログ運営に役立つツールをこちらの記事でまとめているので、参考にどうぞ。
まとめ:ロングテールキーワードの探し方・選び方
今回はロングテールキーワードの探し方と選び方の解説でした。
探し方は下記5ステップでした。
選び方は下記5つです。
ビッグキーワードでは、なかなか検索上位を狙えません
まずはロングテールキーワードで、記事を積み上げていきましょう。
記事を書いたら検索順位のチェックも大事です。
サーチコンソールでもできますが、Rank Trackerなら一覧で確認できて便利ですよ!
SEOに本気で取り組むならぜひ導入してみてください。
\サイト改善の最強ツール/
Rank Trackerの導入方法や使い方は、こちらの記事を参考にどうぞ。
今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです。
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記事構成の作成方法は、こちらの記事を参考にどうぞ。